ポリワンについて

~屋根材を強固に固定する、1液性の発砲ウレタン接着剤~
屋根材の補強・補修に ポリワン

ポリワンとは

待望のカートリッジタイプ瓦用接着剤「ポリワン」
作業は簡単!接着はあくまで強固!
屋根工事の様々なシーンで役立つ優れもの!

「ポリワン」は断熱・気密用途として知られてる1液性硬質発砲ウレタンフォームの接着性能を強化した屋根瓦用接着剤です。あらゆる屋根材はもちろん、各種下地材、水切り材など、ほとんどの建築材料を強力に接着します。溶剤を使用していませんので、屋根に使用される各種断熱材を溶かすこともありません。また、断熱材の目地に充填することにより、1液性硬質ウレタンフォームの本来の用途である、断熱・気密材としてもご利用頂けます

※ポリエチレン、ポリプロピレン、テフロン、シリコン、塩ビ、油分などには接着しませんのでご注意下さい。

ポリワンとは

瓦、カラーベスト、アスファルトシングルなどで多くの実績があります。

粘土瓦・セメント瓦に

粘土瓦・セメント瓦に

薄型スレート屋根材に

薄型スレート屋根材に

アスファルトシングルに

アスファルトシングルに

天然スレートに

天然スレートに

ポリワンの特長

軽くて小さく、使いやすい。

強力な接着強度(従来同種品の約4倍)

1液性で調整の必要がない。

低発泡のため
細かい作業が楽にできる。

低発泡のため軽い屋根材でも
浮き上がらない。

職人トレーニングの必要がない。

ガン先からフォームが垂れず、
屋根を汚さない。

水分硬化タイプのため
接着面が湿っていてもOK。

商品紹介

本体

本体

ポリワンの本体部分です。

専用ガン

専用ガン

衝撃に強い金属製の専用ガン

専用クリーナー

専用クリーナー

ガン先端や内部の洗浄用

ポリワン使用上の注意事項

  • 使用時にはマスク、防護メガネ、作業着、手袋等を着用して下さい。
  • 使用場所の換気を良くして下さい。
  • 施工箇所以外に付着しないように、施工箇所以外は養生を行って下さい。
  • 接着箇所のほこり、油分等を除去してから使用して下さい。
  • 使用する前に20回程、缶の中の液を混ぜるように振って下さい。
  • 使用時の温度は18~27℃が最適です。湿度は40%以上が最適です。
  • 別売りのガンを缶にねじ込んで下さい。ガンを逆さまにして、缶は正立にして、缶を右回りにしてねじ込みます。
    ※この際、缶をあまり強く締め付けないように注意して下さい。
  • ガンの後部の量調整スクリューで吐出量を調整出来ます。
  • 缶を倒立にして、ガンの引き金を引くと液が吐出します。
  • 下地材に塗布後、3分以内に屋根材などを張り合わせて下さい。ケラバ瓦の補強等に使用する場合はビス、釘などを併用して固定して下さい。
  • 作業後はガンの量調整スクリューを締めて下さい。ガンの引き金が閉まり不意の噴射を防止します。
  • 吐出したウレタンフォームは固まっていない時は専用クリーナーで溶かすことができます。
    ※固まってしまうと溶かす液はありませんので、削り取るなどして下さい。(液の硬化は吐出後、2~3分で始まります。)
  • 空気中の湿度分と反応して発砲・硬化します。極端に乾燥した状況では、下地材に霧吹き状に水分を供給すると、発砲・硬化を助けます。
  • 隙間充填として使用する場合、1回の注入、充填の発砲厚みは20~30ミリにして下さい。
    ※それ以上充填すると、内部に水分が浸透せず硬化不良になる可能性がありますので注意して下さい。
  • 隙間が50ミリ以上の場合は、20~30ミリの注入、充填を数回に分けて行って下さい。
    ※この場合の層の硬化(液吐出後、約1時間後)を確認してから、次の層の充填を行って下さい。
  • 硬化したウレタンフォームは紫外線にあたると劣化します。
    ※直射日光にあたる場所への施工の場合は、内部硬化後(液吐出後、約1時間後)にパテや塗料などで表面を処理して下さい。紫外線による劣化を防ぎます。

寒冷期での使用

本商品が使用している発泡剤はLPGとDMEで沸点がマイナス側ですので、極端な負温度を除いて缶内部の原液が固化することはありません。しかし寒冷期(特に1月から3月)での温度の低い場所での使用の場合は、事前に缶が20℃前後に温めてから使用して下さい。この際、時々缶を振って下さい。内部原液の温度がよりよく上昇します。ストーブ、バーナー、熱湯(沸かしながら)で急速の温めると破裂することがありますので、絶対に止めて下さい。

使用後の注意

缶に液が残っている場合は、ガンの後部の量調整スクリューを閉めて、ガンを缶に装着した状態で正立保管して下さい。缶が空になるまで再使用できます。完全に缶の中の液が空になってから、缶をガンから取り外して新しい缶と交換して下さい。使用後は、必ずガンの先端を専用クリーナーで洗浄して下さい。缶を5~10本使用したら、専用クリーナーをこの商品の缶と同じ要領でガンに取り付け、引き金を引いて、ガンの内部を洗浄して下さい。

保管時の注意

  • 必ず正立状態で10~20℃の冷暗所で保管して下さい。
  • 熱源、火のある所へは絶対に置かないで下さい。破裂することがあります。
  • 幼児、児童の手の届かない所に保管して下さい。

ポリフォーム・ポリワンの適性比較表

工法 屋根材の種類 ポリフォーム ポリワン
新築 粘土瓦・セメント瓦
薄型スレート系屋根材
アスファルトシングル
金属系屋根材(瓦形状) ○×
金属系屋根材(折板系)
断熱材
カバー工法 粘土瓦・セメント瓦
薄型スレート系屋根材
アスファルトシングル
金属系屋根材(瓦形状) ○×
金属系屋根材(折板系)
断熱材
補修・補強 粘土瓦・セメント瓦
薄型スレート系屋根材
アスファルトシングル
金属系屋根材(瓦形状)
金属系屋根材(折板系)
断熱材

「ポリワン」と「ポリフォーム」

「ポリワン」は当社の瓦接着工法として実績のある「ポリフォーム」同様の硬質ウレタン接着剤で、長期にわたる接着性能が実際の建築現場でも実証されています。

JAIA-009949 F ★★★★ JAIA-403803 4VOC 基準適用

よくある質問

ポリフォームとポリワンの違いは?

ポリフォームもポリワンも同じ硬質ウレタンフォームですが、ポリフォームは2液性で約2.5~3倍に発泡するのに対して、ポリワンは1液性で発泡倍率が1.5倍程度です。

この発泡倍率の違うという特性を活用して適材適所で使い分けを行っています。

ポリフォーム(ポリワン)は従来工法に比べてどのくらい強いのですか?

使用する屋根材や工法によっても異なりますが、約4倍程度の強度が期待できます。

ポリフォーム(ポリワン)はどこに行けば購入できますか?

ポリフォームは基本的にお施主様や工務店様には直接販売しておりません。

施工資格を持ったポリフォーム日本代理店会の会員に材工(材料代と工賃)でご相談ください。

また、ポリワンは特別な施工技術を必要としませんので販売は可能ですので事務局(株式会社コンシャス内)にお問合せください。

ポリフォーム(ポリワン)の工事価格は?

ポリフォーム(ポリワン)の工事価格は使用する屋根材の種類や工法によってかなりの差が出ます。

お近くのポリフォーム日本代理店会の会員にお見積もりをご依頼ください。

ポリフォーム(ポリワン)の施工はどこに頼めば良いですか?

ポリフォーム(ポリワン)の施工に熟知したお近くのポリフォーム日本代理店会の会員にご依頼ください。

ポリフォーム(ポリワン)の施工に資格は必要ですか?

ポリワンの施工に特に資格は必要ありませんが、ポリフォームの施工には施工技術研修会で研修を受け試験に合格した作業員のみに施工を認めております。

ポリフォーム(ポリワン)はどのような種類の屋根材に使用できますか?

粘土瓦、セメント瓦、アスファルトシングル、金属系屋根材などあらゆる屋根材に使用できます。

ポリフォーム(ポリワン)で接着できない材質は?

ポリプロピレン、ポリエチレン、塩ビなどの特定の樹脂には接着しません。

伝統の美を、最新の技術でご提供。 世界最強の瓦留め工法、ポリフォーム・ポリワン。ポリフォーム日本代理店会 TEL:078-599-6917 お問い合わせ